勝者はどっち!?飼い主VS猫の仁義なき戦い

猫と暮らしていると起こる事

猫は不思議な生き物です。人間の想像を容易に超える行動をしてくることも多く、それがたまらなく可愛く思えたり、時には笑えたりします。そんな不思議な魅力を放つ猫と暮らしていると、時々、予期せぬタイミングで猫との戦いが勃発します。「戦い」というと言葉が少し乱暴かもしれませんが、皆様が想像しているような激しい戦いではありません。心がほっこりする戦いです。今回はそんな心がほっこりして和む猫との戦いエピソードをご紹介していきます。疲れている方の癒しになれば嬉しいです。

飼い主VS猫の戦い3連発

それでは実際に我が家で起きた飼い主VS猫の仁義なき戦いのエピソードをご紹介していきたいと思います。猫飼いのみなさまには『我が家にもある!』なんて思っていただけるエピソードもあるのではないでしょうか。

寝具の取り替えをしている時にやってくる珍客

寝具に風を通すために、布団を干したりしますよね。布団を干す時に、シーツやカバーも一緒に取り替えることは、どこのご家庭でもよくある光景かと思いますが、我が家ではこの場面で猫との戦いが起こります。干した布団を取り込み、シーツやカバーを新しく布団につけようとした時に、必ず現れるのが猫。そして、こんな風に鎮座されます。

うわ、邪魔・・・・・・。この行動には猫的にきちんと意味がありまして、シーツやカバーを取り替える時に動く人間の手が遊び心をくすぐるようなのです。こんな風に鎮座するということは、シーツの下から手を動かして遊んで欲しいようなのです。この鎮座は、このアピールの厄介なところは、しばらく遊んでもどいてくれないところ。飼い主VS猫の戦い、1戦目は完全に猫優勢のようです。少々遊び疲れましたので、布団からどいてくれないかなと思ってお伺いを立てると、このように猫カウンターをくらいます。

容赦無く襲いかかってきます。

この戦い、未だに飼い主が勝利したことはなく、お猫様の気が済むまで10分でも20分でも遊んで満足させてあげるのが、今のところ正解のようです。どんな場所にいても、シーツを取り替える音が聞こえた瞬間に布団周りにやってくる猫の聴覚って本当にすごいんだなーと違う部分でも感心させられます。

お風呂にやってくる珍客

以前ブログに書きましたが、我が家の猫は冬になるとお風呂にやってきます。嫌いなはずのお風呂なのですが、冬は寒いですからね。猫もきっとお風呂で体をあたためたいのだと思います。大体の定位置は湯船の上に置かれた蓋の上です。その上で体全身を預けて、体全体でお風呂の熱気を感じてあったまります。喉をぐるぐる鳴らしてリラックスする姿は、それはもう可愛いくて、その姿を見ているだけで癒されてしまいます。体をくねらせて『なでろ!』と要求する姿も愛らしい。

ただ、困ったことがあります。猫の滞在時間が10分、20分、30分と続くと、飼い主にある異変が。・・・・・・そう、のぼせるんです。冬の少し熱めの湯船に30分以上も入っていると、体が熱くなりすぎて汗もダラダラ流れて、湯船に浸かっていることがしんどくなります。でも、そんな人間の都合はお猫様には関係がないのです。関係がないので、湯船からどいてくれないんです。人間の様子はおかまいなく、猫は湯船の上からなでなでを要求してくるので、お風呂を出るに出られない。でも、人間の体は限界・・・・。熱さに耐える人間と湯船の上を堪能する猫との戦いがここでも巻き起こるわけです。飼い主VS猫の戦い、2戦目も猫優勢です。最近は人間も学習をして、お風呂に水筒を持ち込んで水分補給をするようになったので、戦いの行方は混戦状態になりつつありますが、結局最後はお猫様の気が済むまでお風呂にいなくてはならないので、戦いに勝利する日はなさそうな気がします。

ちなみに、気まぐれな猫なので時々湯船の上に飽きるのか、先にお風呂を出ていく場合もあるのですが、その場合は、飼い主がお風呂を出た後に戦いの第2ラウンドが開始します。飼い主がお風呂を満喫して、お風呂から出て目にする光景。

これです。猫的に言うと『バスタオルで体拭かせない作戦』ってやつですね。冬だから、お風呂出ると体が冷えちゃうので、早くバスタオルで体を拭きたいのに、拭かせてくれない。こんな日は仕方なく、隣に置いてある小さいフェイスタオルで震えながら体を拭くのです。お風呂の中でもお風呂の外でも飼い主に勝機がありません。

ご飯の準備をしている時にやってくる珍客

晩御飯の準備をしようと思って飼い主がキッチンに立つと、匂いにつられてやってくる我が家の猫。キッチン周りをウロウロするだけならよいのですが、猫にとって好物の鶏肉などを調理していると、自分にもらえるんじゃないかと勘違いして徐々に行動が大胆になります。飼い主の気持ちとしては、キッチンは刃物もありますし、火も使うので、なるべく来ないで欲しいのですが、そんなのはお猫様には関係がないようなのです。

キッチン周りをうろうろし始めます。

鶏肉などの猫的好物を調理している時は身を乗り出してきます。行動が大胆になった我が家のお猫様はキッチンの上に登ってくることもしばしば。ただ、キッチンの上は本当に危ないので即座に抱きかかえて降ろすようにしていますが、乗ってくる→降ろす→それでも乗ってくる→それでも降ろすを繰り返す戦いが飼い主と猫の間で起こります。

冷蔵庫から食材を取り出す時や、お茶を取り出そうと思ってほんの少しの間だけ開けていた冷蔵庫にも登場します。

一度冷蔵庫の上に乗ったら、しばらく冷蔵庫の探検が終わるまで降りてきてくれませんので、ここでも時間をロスします。(待ちきれなくて、結局抱っこして降ろすこともしばしば・・・)こんな猫とのやりとりでご飯の準備に時間がかかっていることは言うまでもありません。

【番外編】実家で母が目の当たりにした珍客

番外編で飼い主の母と猫の戦いについても少し触れておきたいと思います。猫を連れて実家に帰省中の時に起きたことです。母の毎朝の日課である、朝食を食べながら新聞を読もうと思い、新聞を開いた瞬間。

猫『よっこいしょ・・・・』

と、言わんとばかりに新聞紙の上にお猫様が鎮座したそうです。当然のことながら、新聞は読めないわけですが、それよりも母は猫がこんなおかしな行動をする事がとても嬉しかったようで、新聞を読むことはきっぱり諦めて写真をたくさん撮ってくれたようです。この光景、SNSで他の猫ちゃんたちが新聞紙の上に乗って、飼い主さんを邪魔している写真は見たことがありました。まさか我が家の猫も同じ行動をするとは驚きでしたが、シュールな光景に笑ってしまいます。

最後に

猫はいつだって人間の想像を超える行動をして和ませてくれる、本当に不思議でかわいい生き物です。こんな風に心が和んでしまう戦いに挑まれたら、勝てないってわかっていても、いつだって勝負したくなるものです。猫との暮らし、本当に毎日が驚きと癒しと幸せに溢れています。