猫
猫と暮らす猫好きの皆様。猫との暮らしは幸せいっぱいでしょうか。猫とスキンシップやコミュニケーションをはかっている方は多いと思いますが、そんなときにおすすめしたいアイテムを発見しました。うちの愛猫も大好きなアイテムです。それはいったい、どんなアイテムなのでしょうか!?
猫とのスキンシップに超絶おすすめなアイテムを発見!!
猫と暮らすなかで欠かせないと感じるのが猫とのコミュニケーションやスキンシップ。猫が人間の言葉をどこまで理解しているかはわかりませんが、朝は「おはよう」だし、夜は「おやすみ」をきちんと伝えて1日の始まりと終わりを過ごすようにしています。ブラッシングをするときも、何かしら話しかけています。ときには、今日あった出来事なんかを猫に伝えてみたり。ハタから見たら、完全にヤバイ人みたいになっていますが(笑)、猫と暮らすと、そんなふうになってしまうものでもあるのです。
さて、そんなこんなで猫とスキンシップをはかるときに、おすすめのアイテムを発見してしまいました。
それがこちらの「全身マッサー術にゃんこの癒し」というすばらしいネーミングのマッサージアイテムです。ちょっとド派手なカラーが目を引きます。
ふらっと立ち寄ったスーパーのペットショップ売り場でたまたま見つけたものです。猫をマッサージできるだなんて面白そうだし、手が出しやすい価格設定。これぐらいの値段なら猫が気に入ってくれなくて使わなくなってもいいや、という気持ちで購入しました。
「全身マッサー術にゃんこの癒し」の造り
「全身マッサー術にゃんこの癒し」ですが、持ち手の部分がピンク色、マッサージのローラー部分が紫色。これだけで成り立っている非常にシンプルなマッサージローラーです。
ローラー部分
ローラー部分はブツブツがたくさんついていてゴムのようなシリコンのような柔らか素材でできています。安心の柔らか素材のためブツブツ部分を当てても全然痛くありません。
持ち手部分
持ち手は握りやすい太さ。全体的な長さもちょうどいい感じです。2つのローラーで猫のからだを挟み、前後に動かすと程よい力加減で猫のからだがマッサージできるような仕組みです。持ち手部分のバネ(?)のような部分は、わりと広がる印象なので、ちょっと太っちょの猫ちゃんでも使えるのではないかと思います。
猫に「全身マッサー術にゃんこの癒し」を試してみる
ただ猫あるある話ですが、人間が気に入っても猫が気に入らないことなんて日常茶飯事。人間的には合格サインが出せるアイテムですが、猫の反応はいかがなものでしょうか。猫とマッサージローラーを対面させてみます。
えーっと……。なんだか、びっくりするくらい喉をゴロゴロ、グルグル鳴らしています。からだをくねくねとくねらせ、角度を変え、マッサージする箇所を変えるような要求をするそぶりまで。お腹までおっぴろげています。
これは人間の想像を遥かに超えて気に入っているではありませんか……。おもに首回り、からだ全体、お尻あたりをマッサージしていますが、どこをマッサージしても気持ちがいいみたいです。猫的に堪能しきっていないときにマッサージをやめると、マッサージローラーの前に鎮座。鳴いて追加マッサージを要求してきます。挙げ句の果てには、このマッサージローラーのフォルムも覚えたようで、マッサージローラーを見せると「うお〜、マッサージの時間だニャ」と言わんばかりに突撃してきます。
これは久しぶりに大ヒットのアイテムになりました。前述しましたが、人間が過度に期待したり、奮発したアイテムに限って猫がまったく見向きもしてくれない。反対に軽い気持ちで購入したアイテムに限って、人間の想像を超えて猫が食いついてくる……。本当に不思議ですが、こんなエピソードも猫あるあるなんですよね〜。
しかし1000円もしないアイテムで、猫とのスキンシップ時間がさらに実りのある時間になりました。これは人間にとっても嬉しい誤算です。
「全身マッサー術にゃんこの癒し」を使う時の注意点
さて、最後に注意点だけお伝えしておきます。
いまでこそ、猫にとって大のお気に入りになったマッサージローラーですが、実は最初は違う反応をしてきました。購入したマッサージローラーで、早速猫をマッサージをしようと思い、マッサージローラーを猫の正面から近づけました。猫にとって、マッサージローラーは初見のもの。猫がどこまでマッサージローラーを認識しているかわかりませんが、興味よりも恐怖が勝ったようでマッサージローラーに猫パンチ。もう一発猫パンチして逃走。これ以降近づけようものなら逃げる始末……。最初のアプローチ方法を間違えてしまい、猫に恐怖心を与えてしまいました。
しばらく日を改めてから、マッサージローラーが猫から見えないように、後ろからそっと猫のからだにかけてあげると、マッサージローラーの気持ち良さを実感してくれたのか、一発でトリコに。
教訓からお伝えできることがあるとすれば“慣れるまでは猫がローラーを見ていないときに使う”ということでしょうか。猫がくつろいでいるときに、お尻あたりの部分からローラーをかけるようにして徐々に慣らしていくといいかもしれません。今は、猫がしっかりと気持ち良さを自覚してくれるようになったので、前からでも後ろからでもローラーをかけさせてくれるようになりました。こればかりは猫ちゃんによっても個体差があるかと思いますので、猫ちゃんのペースに合わせて徐々に慣れさせていくことが一番大切なのだと感じました。何事も人間目線で考えてはいけませんね。相手にどう接すれば相手が気持ちいいか、というのは猫だけでなく、人間にもいえることだなぁと、つくづく実感しました。