猫と暮らし始めて飼い主の意識はどう変わった? 猫飼いがリアルな変化を語る!

猫と暮らし始めて飼い主の意識はどう変わった? 猫飼いがリアルな変化を語る!

おかーちゃんは僕と暮らし始めて生活が変わったニャ

いままでまったく猫との暮らしに無縁だった人間が、猫と暮らし始めるとどうなるのか? 気になった方もいることでしょう。また、猫と暮らしてみたいけど、飼った後の生活がイメージできず、なかなか行動に移せない……そんな方もいることでしょう。

そこで、今回はこれまでまったく猫との暮らしに無縁だった人間が、実際に猫と暮らし始め、生活にどんな変化があったのかを書いてみたいと思います。もちろん、すべての猫飼いさんに当てはまることはないでしょうが、「へ〜こんなふうに変わったんだな」という感じでお読みいただけると幸いです。それでは参りましょう!

猫飼いが猫を迎え入れるまでの葛藤

猫と一緒に暮らすようになってから、人間の飼い主にもさまざまな変化がありました。生活スタイルが変わったこともそうなのですが、考え方や生き物への関心などにまで目が向くようになり、これには自分自身も驚いています。

まず、猫と暮らすまでの生活について書いておきたいと思います。我が家は共働きの夫婦2人暮らしです。夫婦ではあるもののお互い干渉し合う事もないため、お互い好き勝手飲みに行ったり、友人と出かけたりと自由な生活を送っていました。多いときは平日の半分以上を飲んで帰る……なんてこともザラでした。さらに夫婦ともに猫と暮らした経験もなかったため、猫と一緒に暮らしていけるのか、不安がなかったわけではありません。不在がちな人間の家に迎え入れられて、猫は幸せに感じてくれるのだろうか?という不安もありました。

猫は命のある生き物です。一緒に暮らすということは、命を預かるということ。生半可な気持ちで決められることではありませんでした。何度も話し合いをし、不安よりも迎え入れたい気持ちが勝ったため、猫を迎え入れることにしました。

猫と暮らし始めて実際に起こった飼い主の変化

猫を迎え入れるまでは、さまざまな不安を抱えていたことは事実ですが、猫と一緒に暮らすようになり、ほどなくして飼い主に変化が訪れました。

猫と暮らし始めた飼い主の変化1:飲み会が減った

一番変わったことが飲み会の回数です。めちゃくちゃ減りました。

猫と暮らす前の生活といえば、仕事が終わってからまっすぐ家に帰ることの方が珍しい。毎週訪れる金曜日を「花の金曜日」、通称「花金」と呼び、友人らと欠かさず飲み歩いたものでした。平日勤務の会社員にとって、一番の楽しみは週末。そんな金曜日に家に直帰することはまずありえませんでした。

ところが、その生活が一変。自分の中の重要度が「飲み会<猫」になり、週末の飲み会を断るようになりました。当初は自分でもびっくりしたものです。もちろん、周囲の友人もびっくりしていたことだろうと思います(笑)。そんな日が生活が続くと、飲み会に対する考えにも変化が起きました。「夜に飲んで帰りが遅くなって生活が乱れるくらいなら、ランチやお茶が健全だ」という考えを持てるようになりました。猫と暮らす前だったら、ありえない変化と気付きです。飲み会が減ったことにより、夜は今までより早く寝るようになりました。さらに、朝は猫が枕元までやってきて起こしにくるので、健康的な生活になりました。

飲み会が減ったので、月にかかる交際費もものすごく減りました。浮いたお金は猫に貢いでいたりもするので(笑)、トータルはそこまで大きく減ったわけではないですが、毎月こんなに交際費にお金をかけていたのか……と、自分のお金の使いかたを振り返るキッカケにもなりました。

もちろん、飲み会がゼロになったわけではありませんよ。今は月に3、4回飲みに行くかどうかぐらいですが、意外とストレスには感じていません。家で猫が待ってくれている、と思うと、家に帰るのが楽しみになりました。そして、時々行く飲み会がプチ贅沢のような感覚になり、飲み会がすごく楽しみになりました。まさしく一石二鳥!?のような気持ちです。



猫と暮らし始めた飼い主の変化2:家事をちゃんとやるようになった

それまでも家事をしていなかったわけではなりませんが、猫と暮らすまで、家事のなかで特に掃除は苦手な部類でした。ですが、猫と暮らすようになってから、そんなことを言っている場合ではなくなりました。なぜなら、猫の毛がものすごく抜けるからです。我が家の猫は長毛の猫ということもあるからだと思いますが、人間の髪の毛より抜ける印象。ちょっと掃除を怠ると、細くて柔らかい毛が部屋中に舞います。部屋中に散らばった猫の毛をそのままにしておくと、抜けた毛を猫が誤飲→嘔吐する、という悪循環のリスクがあるため、掃除機は必須です。

苦手な掃除でしたが、ちょうど猫と暮らし始めたタイミングで、掃除機をコードレス掃除機に買い替え。これにより、掃除に対するめんどくささのハードルが下がりました。

猫と暮らし始めて飼い主の意識はどう変わった? 猫飼いがリアルな変化を語る!

我が家で使っている掃除機はDysonです。巷で「いいよ!」とは聞いていましたが、本当にすごくいいです……! さすが吸引力を売りにしているだけあって吸引力は抜群です。ヘッドが場所や用途によって変えられるので、猫の毛が入ってしまいやすい細い隙間も掃除できるのも高ポイント。布団にも掃除機をかけることができるので、人気が出るのはうなずけます。特にこれといった大きな不満はないのですが、唯一、及第点を挙げるとするなら、思っていたよりも充電の減りが早いことでしょうか。ストレスになるほどではないので、トータルで考えると合格の家電なので、おすすめですよ!

Dysonのおかげで手軽に掃除機をかけることができるようになったので、出勤前にサッと目についた部分だけ掃除機をかけたりもします。それまで出勤前に掃除機をかけて仕事に出かけることなんてなかったので、些細なことかもしれませんが、達成感があって朝からいい気分で出勤できます。

掃除以外にも、洗濯との向き合い方にも変化がありました。洗濯は衣類を回して、干すまでは好きな家事なのですが、取り込んで畳んで衣装ケースに入れるのは好きではない家事でした。それもあってか、畳んだ衣類を衣装ケースに入れずその場に放置、畳まれた衣類のなかから翌日洋服をピックアップし、出勤……なんて日もありました。ところが、猫と暮らし始めると、そんなことができるわけがありません。なぜなら、置きっ放しにすると洗濯した洋服に猫の毛がついてしまうからです。30分放置すると、もうダメですね(笑)。衣類が猫の毛だらけになります。防ぐには洗濯物を取り込んだ後はすぐに畳み、しまうしかない。こんなところにまで猫の影響が及ぶとは、思いもしませんでした。

他にも猫が誤飲しそうなものは速やかに片付ける、ゴミ箱の数を増やす……。結果的に家がキレイになりましたよ!



猫と暮らし始めた飼い主の変化3:落ち込みにくくなった

今度はメンタル部分のお話になります。そんなところにまで猫の影響が?と思われるかもしれませんが、そうなんです。自分で言うのもなんですが、ポジティブに見られることが多い飼い主。実はネガティブ思考で、ミスや失敗をしてしまうと仕事でもプライベートでも終わった事を引きずってしまうタイプでした。失敗した事を思い返して、自責の念に駆られたり、気にしすぎて他の事が手につかなかったり……。

ですが、猫と暮らし始め、猫なりに悩みを抱えていることもあるのかもしれませんが(一度でいいから、本当に猫と話してみたい……!)自由気ままに、自分のやりたいことをやって、毎日をのんびり生きている姿をみていると、変える事ができない過去に捉われる事よりも、失敗した経験を踏まえて、その後の自分の行動をどうするのか?という考えが持てるようになりました。この気づきは大きな影響を与えてくれました。

猫と暮らし始めて飼い主の意識はどう変わった? 猫飼いがリアルな変化を語る!

もちろん今も失敗もしますし、へこみます。反省して、自分が情けなくなる事もあります。でも、戻らない時間に思い悩む時間よりも、そのあとの行動に時間をかけることができるようになりました。結果的に心と体の健康が安定した気がします。



猫と暮らし始めた飼い主の変化4:猫の幸せを願いできることを考えるようになった

猫と暮らすようになってから、野良猫やSNSで繋がらせていただいているフォロワーさんの猫にも興味を持つようになりました。いつも同じ場所で寝ている野良猫がいつもの場所にいないと心配になり、別の日にいつもの場所にいるとホッとしたり。SNSでフォローさせていただいている猫ちゃんの体調が悪いという投稿を見ると、元気になったか心配したり。ネットで猫にまつわる記事を読んでバスの中で涙を流しながら読んだこともあります。

猫の幸せを願うものの、自分一人でできることには限りがあって、すべての猫を自分が救ってあげられるわけでもない。そんなジレンマに悩んでいましたが、それでも、できる範囲で何かやっていきたいなとも思うようになりました。じゃあ、今の自分には何ができるだろう?と考えた時に、ネットショップを立ち上げに至りました。自分ひとりの力は微力ではありますが、ひとりの力が集まれば、それはいずれ大きな力になる。そう願っています。

この先、ネットショップで猫のグッズを作って、その売り上げの一部を保護猫団体に寄付をしていきたいなと思っています。うまくいく保証はありませんが、やってみないとわかりません。これも猫と暮らしてから学んだことです。

他にもクラウドファンディングで病気の猫ちゃんを支援したり、保護猫活動をしている方のAmazon欲しいものリストを見てプレゼントしたり。自分ひとりでもできることは意外とあることがわかりました。ひとりの力は微力でも、これがひとり、またひとりと増えたら、きっと世界はもっとよくなると本気で思っています。

猫との暮らしにはたくさんの幸せが詰まっています。これからも猫との暮らしを通して、自分自身のあり方や考え方をたくさん学んでいけたらいいなと思っています。