猫飼いが猫に興味を持ち始めたキッカケは? 迎え入れるまでの苦悩は?

おかーちゃんが僕と出会うまでの話ニャ

「猫を飼いたい」と思っても、簡単に決められることではありません。我が家も男の子のスコティッシュフォールドと暮らし始め、多くの幸せを感じていますが、迎え入れるまでに葛藤があったのも事実です。30代まで猫だけでなく、動物とほぼ縁がなかったといっても過言ではない飼い主が、なぜ猫に興味を持ち、猫を迎えいれることを決めたのでしょうか。今回は、猫飼いが実際に猫を迎え入れることになったきっかけ、そして迷いの感情などを書きたいと思います。これから猫を迎え入れたいと思っている人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!

<猫と無縁の頃>猫と暮らし始める前の生活は?

夫婦2人で共働きの生活をしていました。当時、結婚生活は丸4年ほど経過していました。お互い干渉しあわない性格ゆえ、仕事後の時間の使い方はそれぞれ自由。ついでにいうと、お財布もそれぞれが管理するスタンスだったため、自由に飲み歩き、週2〜3日はお酒を飲んで帰宅する日々。友人と旅行もたくさん行きました。時間もお金の使い方も自由であったため、友人からも「結婚してるとは思えない人の生活スタイル」といわれるほど、独身時代と変わらない生活をしていました。

<猫に興味を持つ>猫に興味を持ち始めたきっかけは?

毎日自由気ままに楽しく過ごし、猫とまったく無縁だった人間が猫に興味を持つようになったのは「友人の猫を預かったこと」でした。ある日、友人が長期旅行に行くことになったため、友人が飼っていた猫を一週間ほど預かることになりました。一緒に暮らしたことのない猫。大丈夫なのかと不安もあったのですが、なぜか子供のころのようなワクワク感を抱きます。

友人が連れてきた猫は、決して人懐っこい猫とは言い難く、我が家にやってきた初日は落ち着かない様子で部屋をウロウロ。猫に慣れていない人間もソワソワ。猫に近づこうものなら「シャー」と威嚇され、猫慣れしていない人間は猫の対応に恐怖を感じ、安易に預かってしまったことを反省します。ところが、日が経つにつれ、猫が家にも人間にも少しずつ慣れてきてくれているのがわかるようになりました。

初日は見向きもしてくれなかった猫じゃらしで遊んでくれたり、ブラッシングをさせてくれるようになりました。目に見えてわかる変化に大の大人が一喜一憂。友人の猫を預かっているという責任感もあったと思いますが、猫を預かった期間は一切飲みに行かず、仕事が終わったら自宅へ直帰し、あまりの変貌ぶりに旦那が驚いてさえいたほどでした。人間の布団の近くで寝てくれたり、ふと視線を落とすと、近くに鎮座していたり。わかりやすく甘えてはこないのに、なんとなく甘えてきているような(人間の思い込みもあると思いますが……)そぶりを見せる猫にどっぷりとハマってしまったのでした。友人の旅行の終わりとともに、猫は元のおうちに帰った途端、俗にいう「猫ロス」のような気持ちになりました。このときには、おそらく猫の魅力に取り憑かれていたのだと思います。

<猫と暮らすことを考え始める>猫と暮らすことを決断するまでの葛藤は?

友人の猫を預かったことで、猫という生き物に魅力を感じ、自分の生活にも猫がいたら……と考えるようになりました。ただ、命を預かる、命を育てることは、大きな責任が伴うことなので、軽はずみな気持ちや一時的な勢いだけでなかなか決断できることでもありませんでした。

猫を迎え入れるまでの葛藤1:一生面倒をみれるかどうかの覚悟

病気や怪我もするだろうし、悲しいけれど、いつかお別れがやってきてしまうもの。それもひっくるめて、全てを受け入れられるのかという自問自答を何度もしました。もし、短命だったら……もし、実は病気を抱えていたら……。それでも受け入れて一緒に暮らしていけるだろうか? 自分にとって、“命を育てる”という覚悟が一番問われたような気がします。

猫を迎え入れるまでの葛藤2:さみしい思いをさせてしまうのではないかという苦悩

夫婦ともにフルタイムで働いているため、平日の日中はそばにいてあげることができません。猫にさみしい思いをさせてしまうのかもしれない。留守の間になにか起きてしまうかもしれない。土日一緒にいられるからいいじゃないか、という気持ちは人間のエゴなのではないだろうか。どう考えても平日は一緒にいてあげられる時間が短いのに、我が家に猫と暮らす資格があるのだろうか、ということも考えました。

猫を迎え入れるまでの葛藤3:夫婦のこれまでの暮らしが変わってしまうかもしれないという不安

常に猫がいる生活になると、人間もこれまでのような自由な生活ができなくなってしまうのではないかという不安もありました。友達と飲みに行くのは楽しいし、旅行だってしたい。今まで自由だった時間やお金の使い方が大きく変わってしまうことへの不安がなかったといったら、嘘になります。

猫と暮らすと決めるまで、いろんな角度で夫婦間で話したことをよく覚えています。夫婦でひとつの話題に対して、ここまで議論したのも初めてだったような気がします。最終的に、猫と暮らすと決めたのですが、そのときであっても、抱えていた不安や葛藤がすべてクリアにはなりませんでした。なぜなら、猫と暮らす生活がどんなものなのか、まったくわからなかったからです。それでも、不思議なことに、猫と一緒に暮らしたいという気持ちが勝り、不安や葛藤はありつつも、「一生添い遂げる」という強い覚悟だけは明確にもつことができたので、猫と暮らすことを決めることができました。

猫飼いが猫に興味を持ち始めたキッカケは? 迎え入れるまでの苦悩は?

我が家に来たばかりの頃。あっという間に大きくなりました!

猫へ興味を持つきっかけは、本当にひょんな事ではありましたが、人間って何気ない興味から大きな決意をすることができるものなんだな、と思ったものです。猫と暮らし始めて、実際に抱えていた不安や葛藤がどうなったのか、ということもこれから書いていきたいと思います。ひとつ間違いなくいえることは、あのとき、強い覚悟を持って暮らす決断をしてよかったということです。猫と暮らす生活は、自分が思っていた以上に素晴らしい日々に満ち溢れていたからです。