猫の換毛期って知ってる? 猫飼い初心者が遭遇したエピソードから学んだ大切なこととは?

僕たちに換毛期があるって知ってるかニャ

猫飼いのみなさん、換毛期って知っていますか? ちょっと難しい漢字ですが「かんもうき」と読みます。猫飼い初心者だった当時、猫の換毛期を知らないまま過ごしたことで、とある事件に遭遇しました。そのときの経験が、いまだに個人的な反省点として心に残っています。そこで、猫飼いさんに同じような経験をしてほしくないと思い、こちらの記事を書くことにしました。猫の換毛期、注意が必要です!

猫の換毛期について知ろう

猫には換毛期という期間があります。この時期は、猫飼いのみなさまにはぜひ猫の毛に注意をはらってもらいたい時期です。猫の換毛期とは、猫の体毛が季節に合わせた体温調整をするために毛が入れ替わる時期のことです。冬を終え、春夏に向けて毛が入れ替わるのが3月、夏が終わり、秋冬に向けて毛が入れ替わるのが11月。地域によって気温差があるため、多少の時期ずれはあるようですが、年に2回訪れます。ただでさえ、毎日抜ける猫の毛ですが、この時期の猫の抜け毛はすごいのです! ブラッシングをすると、おハゲになってしまうのではないかと心配になってしまう取れ具合です。

さて、そんな換毛期について、猫と暮らし始めた当初まったく知りもしませんでした。そんなある日、我が家で実際にある事件が起こります。そのときの猫の姿を見て、飼い主が感じたこと、そしてそこから学んだことをお伝えしたいと思います。



【猫の換毛期】猫飼いの家で実際に起きたエピソード&学んだこと

我が家に猫がやってきて、1年経過するかどうかの時期。猫と一緒に過ごす初めての冬が終わり、まもなく春を感じる3月になりました。当時の飼い主は換毛期という言葉すら知りませんでした。日頃からブラッシングは行なっていましたが、猫がブラッシングを嫌がることもあり、きちんとしたケアができていませんでした。本来であれば換毛期のシーズンのため、念入りにブラッシングを行う時期ですが、換毛期に気づかないままいつもと変わらない生活を続けていました。ところがある日、猫が聞いたことのない奇声を発します。

「オワァァーーン。オウゥゥゥ……」

文字にするのも難しいくらいの奇声をあげながら、部屋の隅っこでえづき始めました。えづく時間も長く、触ろうとすると“触るな”という無言の抵抗で逃げ出されてしまい、突然の出来事、目にした事のない光景にこれ以上どうしていいかわからず、情けないことに立ちすくむことしかできませんでした。次の瞬間。

「ゲエェェェェェェ…………」

聞いているのがかわいそうになるくらいの嗚咽とともに猫が嘔吐しました。実は猫の嘔吐を見たのは、この日が初めてでした。猫が嘔吐する生き物であることも知らなかったため、何を吐いたか、なぜ吐いたかもわかりません。心配になり抱きかかえようとすると、逃げだす。場所を変えて嘔吐を続ける猫を遠目から見るしかできませんでした。思い出しても情けないしかいえない飼い主でした。猫の口から出てきた嘔吐物を見ると、おそらく猫の胃の形であろう細さで何かがぎゅっと圧縮されたようなもの。ありえない形にとまどいつつ、圧縮されたものをみてほぐしてみると、断定はできないけど毛のようなものに見える。でも、見たことのない物体だし、猫の口からこんな大量のなにかが出てくることの想像もできませんでした。何か変なものを食べて、それを吐いてしまったのではないかと思い、慌てて動物病院に駆け込みました。

嘔吐の原因は、ブラッシング不足による毛詰まりが原因でした。人間の心配をよそに、嘔吐した後の猫はケロっとした様子。病院で触診や聴診器をあててもらっても異常なし。獣医さんに嘔吐物も確認してもらったところ、猫の毛の塊(ヘアボールというらしいです)であることがわかりました。獣医さんから「換毛期だから、毛が詰まっちゃったんだね」と聞き、その時に初めて換毛期というものが存在し、今がその時期であること、その時期はブラッシングを念入りにする必要があることを知りました。知らなかったとはいえ、知らなかったでは済まされない出来事に、自分の不甲斐なさに言葉が出ませんでした。

その後、色々と調べてたのですが、猫は毛づくろいする生き物です。自分の毛を毛づくろいして毛を飲み込んだ場合、大体の場合は便になって排出するようですが、便として出なかった場合などは嘔吐物として吐き出すようです。便、もしくは嘔吐物として体外に出せればよいですが、体内に留まり続け、塊が巨大化した場合「毛球症(もうきゅうしょう)」になるリスクもあるのです。この場合、投薬治療、最悪の場合は開腹手術になる可能性もあるそうです。毛球症にならなかったのは不幸中の幸いだと思いますが、こんな風にリスクから守ってあげられるのも、飼い主なのです。

    猫の換毛期で学んだこと

  • ブラッシングの頻度や時間を多くとること
  • 部屋に舞った毛を猫が誤飲するリスクも高まるので掃除の頻度を上げること

ある日の収穫。換毛期の収穫はこれの比ではありません!

さらに我が家の猫は長毛の猫。毛の詰まるリスクは短毛の猫ちゃんよりも高いかと思うので、それからは換毛期と呼ばれる時期は、ブラッシングの頻度を増やし、未然に防ぐ努力をしています。この時期に関していえば、ブラッシングを嫌がる場合には“ちゅーる”をつかってブラッシングをすることも。猫がちゅーるに夢中になるので、意外とスムーズにブラッシングができておすすめです。

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猫をさまざまな危険から守るのは飼い主の務め。きちんと自覚をもって、毎日猫と接していかないといけないと思わされた一件でした。大事になる前にいろんなリスクから守ってあげるようにしましょう。