猫飼いが「猫がいて良かったな……」って思うのはどんな時? 具体的なエピソードを披露!

猫飼いが「猫がいて良かったな……」って思うのはどんな時? 具体的なエピソードを披露!

おかーちゃんが僕と暮らしてどんな幸せがあるのかニャ

この記事を書いている時点で、猫と暮らす日々が2年ほど経過しました。ここまで振り返ってみると、あっという間だったなぁ〜、でも想像してたよりめちゃくちゃ幸せだったな〜という感想です。実際に一緒に暮らし始めると、ソファをボロボロにされたり、夜中に突然猫の大運動会が始まって睡眠を邪魔されたり……予想外のこともありましたがそれを上回って感じることはただひとつ。「猫がいて良かったなぁ」ということだけです。そんな話を猫と暮らしていない友人に話すと「具体的なエピソードだとどんなことがあるの?」と言われました。友人の言葉をきっかけに愛猫との思い出を思い返し、どんな時に幸せを感じたのかを具体的に書いていきたいと思います。

※ あくまで個人的な感想になりますので、幸せの感じ方に個人差はあるかと思いますので、ご了承の上、読み進めてくださいね

猫がいてよかったと思う時はどんな時?

まず、大前提として、猫がいるだけで毎日幸せだと感じています。猫が人間に与えてくれる影響っててすごいです。猫と一緒に朝を迎えられること、夜を一緒に終えることができること。それだけでも幸せだなぁと感じることができます。“そんなの当たり前じゃん”って思うかもしれませんが、生きていると平和に1日が終わらないことだってありますよね? 自分だけじゃなく、周りの大切な人も含め、何事もなく1日を過ごすことができたことがどれだけ幸せなことか……という、当たり前のことを猫から学ばせてもらいました。その結果、1日を大切に過ごすように意識をすることができるようになった気がします。この事に気づけただけでも「猫がいて良かった〜」と思っていますが、今回はもっとわかりやすく「こんなときに猫がいてよかった」と思ったシーンをご紹介したいと思います。猫飼いの皆様なら、共感いただける部分もあるのではないでしょうか!?



猫がいてよかったと思うとき 1: 嫌なことがあっても元気がもらえる

仕事やプライベートがうまくいかないとき、嫌なことがあったとき。多くの人はきっと落ち込むのではないでしょうか。(自分でいうのもあれですが)どちらかというとメンタル耐性が弱い飼い主は、仕事でもプライベートでも自分を責めがちで落ち込みやすく、終わってしまって、もう変えることができない事柄にもとらわれがちでした。「あのときこうしていれば……」「今だったらわかるのに……」。こんな後悔が頭をグルグル駆け巡り、終わったことに考えを巡らせ、復活に時間がかかるタイプでした。

そして家に帰り、飼い主が落ち込んでいるかどうかも知らない(であろう)マイペースな猫と触れ合っていくうちに、終わった過去にとらわれすぎている自分の姿にハッとしたのです。飼い主がどんなメンタルであっても、猫はいい意味で“いつも変わらない”のです。そんな猫と触れ合い続けているうちに、自分のメンタルにも変化があったようで、“終わった過去より、失敗からどう行動するのか?”という考え方ができるようになりました。もちろん、今も失敗します。とても落ち込みます。すごく反省します。でも、落ち込みからの復活は早くなったというか「変えられない過去より、変えられるかもしれない未来にかけよう」という気持ちを持つ事ができるようになりました。超絶ネガティブだった飼い主からすると、ものすごい変化です(笑)

そして不思議なことに、いい意味で“いつも変わらない”猫なのですが、人間があまりに落ち込んでいると、そういう場合は猫的になにかを察するようで、近くに来てなぐさめてくれるんです。その行動に「エスパーかよ!?」って思うくらい驚かされるのですが、人間の近くをウロウロして、丸い目で何かを訴えかけてくる姿を見ると、励まされるんですよね。

猫飼いが「猫がいて良かったな……」って思うのはどんな時? 具体的なエピソードを披露!

猫の存在だけで、そんな気持ちになるの?と思われるかもしれませんがなるんです。猫からもらうパワーで、人間の心は動かされる。そんな感じです。



猫がいてよかったと思うとき 2:体調が悪いときはそばに来てくれる

いつだってマイペースな猫。普段は人間が呼んでも、その気がなければ来てくれることはないし、近づかれるのが嫌なときなら、平気で逃げる。抱っこしてもすぐにいなくなる。そんな気まぐれが猫の魅力ではあるのですが、なにかを察するのか、体調が悪い時に限ってそばに来てくれるんですよね。猫テラピー効果がハンパないです。

猫飼いが「猫がいて良かったな……」って思うのはどんな時? 具体的なエピソードを披露!

人間が布団で寝ているときに、ふと目を覚ますと枕元にいてくれた猫

最初はただの偶然かと思ったのですが、体調が悪くて唸っているときや、寝込んでいるときに、気がつくと周りをウロチョロしたり近くでじーーーっとみていることが続き、「これは偶然ではない」と思ったものです。まるで「元気を出して」と言わんばかりに、頭をこすりつけてきてくれることもあって、猫なりに何かを感じて励ましてくれているのかもしれません。

弱っているときに限って、こんなことをしてくれるなんてプレイボーイすぎるだろと思いながら、そんな姿をみると、「弱っている場合じゃない、早く元気にならなくちゃ!」と思わされますし、やっぱり、こんな風に心配してくれることって嬉しいですよね。人はひとりで生きてるわけじゃないんだなぁと思わされる瞬間です。



猫がいてよかったと思うとき 3:家庭内が不穏な空気でも和む

我が家は夫婦2人暮らしです。めったに喧嘩はしませんが、ときどき些細な認識のズレや言い方のキツさで、家庭内に不穏な空気が流れるときがあります。お互い口を聞かずに、部屋の中で過ごすと微妙な時間が続きますよね……。この空気はどうにかしたいけど、でも、気持ち的にまだモヤモヤしていて、この空気を処理することができない……。ただ、そんなときでも変わらないのが猫。

いつものように部屋の自由に歩き、好きな場所でくつろいでます。とはいえ、夫婦の雰囲気を察しているのか、夫婦間の会話を生み出すようなしぐさや行動をしてくれます。そんな姿をみると一気に場の空気が和みます。そして、不思議と夫婦のギスギスした雰囲気がなくなるのです。猫が良い意味で会話のキッカケになり、自然と仲直り(?)していることが多いのです。

猫飼いが「猫がいて良かったな……」って思うのはどんな時? 具体的なエピソードを披露!

実際にあったシーン

こちらは、ちょうど夫婦間で不穏な空気になってる最中、我が家の猫を見たらこんな姿でこっちを見ていました。思わず和み、迷わずシャッターを切りました。

猫飼いの皆様には“わかる〜!!”とご理解いただける場面もあったのではないでしょうか? 猫が人間に与えてくれるパワーって本当にすごいなぁと思わずにはいられません。人間よりはるかに小さいからだで毎日を自由気ままに、必死で生きています。そんな猫の姿を見て、人間が学ぶことはたくさんあると思います。これからも猫に励まされながら、たくさんのことを学んで、人間として成長していきたいなと思わされるのであります。